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次は最終回じゃぞ・・・

残すは最終回のみとなったのに、なんじゃろう、今回のこの見終わった後のスッキリしない感。もっとラストへ向けて気持ちが盛り上がるような回にして欲しかったがじゃ。なんだかこんまいエピソードをあまり脈絡も無く繋いだ印象を持ったぜよ。

武田勝燐太郎、でてくる必要性があったかのう?必要だったのは「慶喜公を敗軍の将にしちゃあならねぇ」の台詞だけで、これは別に勝燐太郎がゆわいでも他の表現、演出法があったのじゃなかろうか。いくら武田鉄矢さんが坂本龍馬が好きで「演らしてくれよ!出たいんだよ!」と懇願しても、そこは毅然と脚本家やプロデューサーが必然性があるかどうか考えて欲しかったがじゃ。勝燐太郎、「おいらがゆるさねぇ!」って言い過ぎだから!!

他にも突っ込みどころ満載でそれに気をとられてストーリーに感情移入しにくかったぜよ。
例えば、永井玄蕃頭の駕籠の護衛を新選組がしちょるとか、永井玄蕃頭が物分りが良くて、面識の無い龍馬の話を、いきなり聞いてくれと言われて聞いてくれるとか、「お前を殺すことが俺の仕事だ」とゆうちょった近藤勇がものすごく物分り良く龍馬を殺すのを止めるとか、寺田屋騒動のときには「坂本どんを死なせたらいかん」と叫んじょった西郷どんが、ブラック西郷の顔で「坂本さぁーを生かしちょったは間違いじゃったのう」と悪そうに言うとか。これ、鹿児島の人は怒るんじゃないじゃろか。「西郷どんはそげん人じゃなかたい」とか言って。

ええじゃないかを踊りまくる庶民を見て、大政奉還がなったからといって、庶民の暮らしが変わるわけではない、これからが大事と初めて気づいたような龍馬にも驚いたがじゃ。そんなことは船中八策を書いているときに気づいとらんかったがや? 
ここは、あらためて「ここからが始まりだ!」と決意を新たにし、「新政府綱領八策」を書きはじめるべきじゃなかろうか。それでこそ、大政奉還がなったという知らせを聞いたときに「日本の夜明けぜよ~」と叫ぶ意味があるのではないじゃろうか。夜明けである。これから始まるんじゃ。
「日本の夜明けぜよ~」と龍馬が叫ぶシーンの演出ももう少し新しい工夫が欲しかったにゃぁ。使い古されたありふれた構図じゃったきのう。まあ、それなりに感動はしたが、もう少し演出の仕方が無かったかのう。

なんだか文句とか御託ばかり書き連ねたが、もっともっと盛り上げて欲しかったき、ちっくとどうじゃろと思ったことを書いてみたがじゃ。ラストに期待を持たせる回にして欲しかったきに。でもわしは失望したわけではないき。最終回までもう少しと思うと、見たい様な、終わってしまうのが寂しいような複雑な気持ちでドキドキして待っちょるき、最終回、盛り上がってつかぁさ~い! 頼んだぜよ!

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